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Gaston Y Daniela 2021 Lorenzo Castillo VII RECTORY コレクションのご紹介

2021.2.15

RECTORY コレクションはスペインの歴史の中で生み出された異文化が融合したスタイルからインスピレーションを得ています。ローマ人、征服後の800年にわたるイスラム教の影響、16世紀からのヨーロッパ文化の影響など、いくつかの異なる文化の影響を受けています。その中でも特に最も大きな影響を与えたのは、ブルボン家の王位継承でした。その結果、スペインの歴史と海外の領土の影響を受けたナショナル・アイデンティティが生まれ、独特のヒスパニック・スタイルが生まれました。

コレクションの名前は、Picos de Europaを見下ろす村落にあるネオゴシック様式のRECTORY(教区司祭館)に由来しており、文化のるつぼであるスペインスタイルを表しています。

このコレクションのLorenzo Castillo のデザインは、スペイン美術の様々な時代から知的で文化的なインスピレーションを受けていますが、形からではなく文化的な背景を通してデザインのヒントを得ています。



Raposu LCT-1077(ヘッドボードの生地)

Peruyes LCT-1078(アームチェアの生地)

Raposu LCT-1077 

19世紀の文献からインスピレーションを得ており、豊かな質感と色彩、そしてその時代の典型的なユーモアとロマンティシズムが感じられます。


Peruyes LCT-1078 

スペインのバロック黄金時代に由来する幾何学的なデザインです。

RiberaやZurbaranの絵画に見られる織物を思い起こさせるようなベーシックカラーの色展開です。


Cangas LCT-1079(ソファ・カーテンの生地)

Janano LCT-5183(アームチェアの生地)

Cangas LCT-1079 

ヒンドゥー教の生命の木をプリントしたpalampore(18-19世紀初頭にインドで作られた手染めのベッドカバーの一種)ですが、もともとは14世紀のアラゴン王室の所有物を介してスペインにもたらされたもので、ベッドリネンやクッション、ラグ、壁掛けに使用される色鮮やかなテキスタイルに新しいトレンドをもたらしました。


Janano LCT-5183 

このコレクションのハイライトでもあるベルベット生地。エメラルドグリーン、マルサラ、ロイヤルブルー、リードグレー、ミンクなど新しい色が加わり再発表されました。

バロック時代の画家Valazquezの描く色彩表現、またベネチアの画家Titianの色使いも感じられます。

ヨーロッパのバロック芸術のエッセンスを取り入れています。



Dobra LCT-1075 

スペインの風景を反映しているリネン生地です。黄土色、土っぽいブラウン、ドライグリーン、カスティーリャ地方の 台地の色、オールドゴールドから、グリーン、グレー、ブラウン、カンタブリア州のコーニスに使われる樫の木立の秋のオレンジまで。アクアグリーン、インディゴブルー、インディゴ、マリン、イエロー、ピンクはメノルカ島の港に戻る船の一日を見るようです。